2019年12月30日投稿
群馬県渋川市、伊香保温泉の近くにある ハラ ミュージアム アーク へ行ってきた。
JR上越線の渋川駅から伊香保温泉へ向かうバスで約15分、「グリーン牧場前」で降り、グリーン牧場を山側から迂回するように歩いて5分ほど。
目的は、加藤泉さんの「LIKE A ROLLING SNOWBALL」という展示を見るため。
東京都品川区の原美術館での展示を観て好きになり、若い頃の作品も含めてさらに観られるということだったので。
展示室Aだけ写真撮影を許されていた。比較的最近の作品が並ぶ。なんだろうほんと祈りのようなものを感じる。
展示室BとCにはより若い頃の作品が並んでいた(写真撮影不可)。痛みを強く感じる。
いろんな感覚とか想いとか経ての作品なんだろうと思う。
正直、若い頃の作品はこわい。短い時間しかみられなかった。
奥の方に草間彌生さんの常設作品があった。それを観て、かなり昔に観た草間さんの若い頃の作品もこわかったなと思い出した。
特別展示室「觀海庵」では、和の展示の間に佇む加藤さんの作品も観ることができる。
開催期間は2020年1月13日まで。
ハラ ミュージアム アークの設計は、旧大分県立大分図書館(現アートプラザ)や北九州市立美術館、京都コンサートホールなどを手掛けた磯崎新さん。
黒が印象的な外観は威圧的でなく、周囲の山麓と調和している。黒いは黒いのだが、黒塀の有機的な雰囲気。
山側からはこんな。展示室内へ自然光を取り入れる天窓(室内からの意匠も面白かったのだが写真撮り忘れ)が格好いい。